PB戦記 概要

地球から遠く、広大な宇宙のどこかに浮かぶ青い星「惑星ソディア」

この星には思考に反応する特殊エネルギー「フォトン」と、
それを内包する「フォトンマテリアル」が存在した。

人類はフォトンを利用して文明を発展させる一方、
自然界から生まれるフォトンマテリアル生物「フォトンビースト」の脅威により
幾度となく絶滅の危機に追いやられた。

度重なるフォトンビーストとの生存競争。
幾つもの文明が繁栄・崩壊を繰り返し、空白の時代超えて
人類は「ビルドテック」と古の超兵器の再現「ビルドフレーム」を持って
フォトンビーストと対等に渡り合える力を得ることとなる。

しかし、その技術の矛先はフォトンビーストだけには止まらず
人類同士の戦いにも向けられていった。

Z.C.0965
ソレイリス大陸のほとんどを収めていた超大国「ゼルディア帝国」で内乱が発生。
これを機に建国された「ガディア共和国」を中心とする「GNA連合」との大陸大戦が勃発する。

戦いは5年の歳月を要し、いよいよ決着かに見えた戦いの最中
突如、ソレイリス大陸全土に及ぶ未曾有の大災害が発生する(ソディア大変動)

両勢力は停戦を余儀なくされ、軍事境界線を挟み睨み合いが続く中
人々は束の間の平穏を手にすることとなる____。

そしてZ.C.0995
ゼルディア帝国皇帝「ゼルディア13世」と
GNA連合代表「リオンハート大統領」により両勢力は徐々に講和の歩み寄りが図られ、
ガディア領内のオリビス半島にて講和条約の調停式が執り行われることとなる。

しかし、航路によりオリビスへ向かうゼルディア13世の船は
ガディア領海内に入った瞬間、何者かの攻撃により炎上、大破。
周囲は戦場と化し、撤退した帝国により13世の死亡が発表される。(オリビス事変)

これを機に、抑えられた感情が爆発するかのように大陸各地では紛争が多発。
大陸大戦以上の混乱の中、帝国では新たに「ゼルディア14世」が即位し、
ガディアに対して宣戦布告が告げられるのだった___。

惑星ソディア

地球と酷似した青い惑星。
自転周期や重力負荷、平均気温などほとんど変わりがなく、基本的な物理現象に大きな違いはない。

決定的な違いは特殊エネルギー「フォトン」やこれを発生させる「フォトンマテリアル」、
またそれによって生命を得て活動する「フォトンビースト」の存在である。

ソディアついてはまだ解明しきれていない内容が多く、
物語の中心であるソレイリス大陸以外の情報や人類の有無などもほとんど確認されていない。

フォトン

惑星ソディアに存在する特殊エネルギー。
地表に現れるフォトンマテリアルから発生し、人の思考に反応して光や熱、磁力などを発する。

原初の時代から利用され、人類の発展に貢献する一方、
これによって生まれる「フォトンビースト」により幾度も絶滅の危機に追いやられた。

ビルドテック

フォトンとフォトンマテリアルを利用するための技術。
日用品や建築、車や工業用ロボット、軍事兵器まで全てこの技術によって賄われている。

ビルドテックを用いて作られるものを総称して「ビルド」
ビルドテックを扱う者を「ビルダー」と呼ぶ。

ビルドモービル

人が乗り込むこんで操作するビルドの総称。
ビルドアームズやビルドフレームに分類されない車や船、戦闘機などが該当する。

ビルドアームズ

ビルドモービルのうち、アームが付いたビルドを指す。

建築や工場などの運搬や繊細な作業を行う工業ビルドが始まりで、
そこにキャタピラや脚部での移動、対フォトンビースト用に武装などが追加されて
戦闘用のビルドアームズとして利用され、発展した。

ビルドフレーム

アルケディア王朝期に開発された古代兵器「ギガス」を元にしたビルド。

人体骨格に酷似しており、人間の体型をしたものが基本になっている。
この形状はフォトンの感応性と相性が良く、思考により操作が可能で動きの再現性も高い。

ビルドフレームの種類として、ギガスを元にした「ギガススケールフレーム(GSフレーム)」と
連合が生み出した新規設計フレーム「オリジナルモデルフレーム(OMフレーム)」に分類される。

ソレイリス大陸

物語の中心になる大陸。

大きく湾曲する大陸と大小様々な島によって構成され、各地で国家や文化圏が形成されている。

勢力域

ソレイリス大陸では主に2つの勢力があり
北部に最大の領土、人口、資源を有するゼルディア帝国
南部にガディア共和国を中心にしたGNA連合諸国に分かれている。

ゼルディア帝国

空白期の後、荒廃した大地で「英雄ゼルディア」に導かれ、
ソレイリス大陸の北部に人々が集まり建国された王国。

帝都ゾンネルは「太陽の壁」に囲まれる難攻不落の城塞都市になっており、
建国初期はこの壁内でフォトンビーストからの脅威から逃れていた。

その後、文明の発達と共に璧外へ進出。
各地に点在していた民族や文化を征服・吸収しながら領土拡大し、
一時は大陸のほとんどを手中に収めるほどになった。

しかし、中央と末端での貧富の差や軋轢によって情勢が悪化し、ガディア共和国の建国で内部分裂。
残った領域を帝国化して区画整理を行い、現在の領土に落ち着いている。

最盛期の領土より減少したものの、
人口、領土、資源、兵力ともに大陸最大であり、
1国家ではとても対抗できない国力を有している。

君主制により即時の決断、対応、各地区への伝達などがスムーズである反面、
ゼルディアの文化・宗教・政治体制の力が強く、新たな文化や価値観、発想や発明が生まれにくい。

GNA連合

ソレイリス大陸南部の国家間による協力機構。

大陸大戦時のゼルディア帝国の脅威に対して、
ガルド人、アルケム人、ナトゥル民族が協力した事をきっかけに設立・命名されている。

「政治、研究、文化の自由」を基盤としており、
ゼルディア帝国では叶わなかった様々な人種、開発、宗教が各地で花開き、
それぞれに影響しながら発展している。

連合加盟国に優劣はなく、共和制に則って全体の方針が決められるものの、
ゼルディア13世の講和への柔和政策やオリビス事変、宣戦布告についての対処など
連合内で意見が分かれ、足並みが揃わず後手の対応を余儀なくされている。

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