ビルドテックとは
特殊エネルギー「フォトン」や「フォトンマテリアル」を利用するために生み出された技術で、
日用品や建築・車や工業用ロボット・軍事兵器に至るまでビルドテックによって生み出されている。
ビルドテックを用いて作られるものを総称して「ビルド」
ビルドテックを扱う者を「ビルダー」と呼ぶ。
ビルドデバイス
ビルドテックはマテリアルを触れ合わせる、重ねる、積み上げるなどから始まり、
今日では巨大な建造物やビルドフレームなど巨大かつ精密なビルドを開発するまでに至っている。
こういった複雑なビルドを制作するために生み出されたのがビルドデバイスである。
ビルドの設計や開発、生産工場への出力の他、ビルドの操作にも利用されるため、
一般から開発工場、研究員や軍人まで幅広く使用されている。
ビルダーランクとビルドマイスター
作るビルドの種類や規模に設定されているビルドテックレベルや認定資格のこと。
町工場の見習いや入門試験レベルの「Dランク」から始まり、
工場長や大企業の代表になれるレベルの「Aランク」「Sランク」などがある。
またアカデミーなどで専門的に学ぶものや、開発や研究などに携わるものには
国家資格として「ビルドマイスター」の称号が与えられる。
アカデミー卒業によって<ブロンズ>、その後<シルバー>と上がり
<ゴールド>に至れば現存する全てのビルドテック、ビルドを設計・開発することができる。
さらに革新的なビルドや新技術・新理論を提唱するなど、
ビルドテックの発展に大きく貢献したものには「プラチナ」の称号が与えられる。
※これはあくまで一般的に認知されている資格であり、
実際には資格を得ずそれ以上の実力を持つビルダーも存在する。
ビルドジェネレーター
巨大かつ精密なビルドに必要なフォトンエナジーの出力、調整を行うのに使用される動力。
開発にはフォトンクリスタルや希少なマテリアルが必要になり、
その質や技術量によってジェネレーターのレベルが上昇する。
ACTジェネレーター
最も初期に作られたビルドジェネレーター。
ビルドモービルからビルドフレームに至るまで幅広く使用されている。
出力に応じて1から5まで存在し、生産コストも低く量産がしやすい。
Zectジェネレーター
ゼルディア帝国独自のビルドフレーム用ジェネレーター。
希少なマテリアルを利用して出力量が大幅に上昇しており、
フォトンフォースフィールドを使用するGSフレームに使用される。
その技術は帝国内でも一部の企業、開発部が独占しており、
GSフレームのさらなる能力引き上げのために日夜研究が勧められている。
ジェネレーターを利用したビルド
ビルドモービル
人が乗り込むこんで操作するビルドの総称。車や船、戦闘機などが含まれる。
操縦にはハンドルや操作レバー、アクセルなどを利用するため、
ある程度の専門技術が必要になるもののビルドデバイスの補助によりかなり簡易に習得ができる。
ビルドアームズ
始まりは建築や工場などのアームを使った作業を行う工業ビルドであり、
そこから対フォトンビースト用、警備用、軍事用と発展した。
形状に決まりは無く、半身でキャタピラがついているものや人型に近いものなど様々である。
操縦にはビルドモービル以上に専門の技術が必要となるため、
ビルドデバイスに補助操作システムをインストールするか、卓越した技術が必要になる。
ビルドフレーム
アルケディア王朝期に開発された古代兵器「ギガス」を元にしたビルド。
人体骨格に酷似しており、自らの肉体の延長上で操作させることができるため、
操縦レバーに触れ「イメージ」するだけで動かすことができる。
(人体的な動きに限定されるため、スラスターや武装などの操作は操縦レバーやトリガーなどで行われる)
ビルドフレームの種類として、
ギガスを元にした「ギガススケールフレーム(GSフレーム)」と
連合が生み出した完全な新規設計「オリジナルモデルフレーム(OMフレーム)」に分類される。
ギガススケールフレーム (GSフレーム)
アルケディア王朝期に使用された「ギガス」を解析し、開発されたビルドフレーム。
開発当時は解析も浅く、
ACTジェネレーターでの運用のためフォトンアーマーが使用できなかった。
しかし、感覚的な操作と機動力によりフォトンビーストに対して有効性が認められ、
その後のゼルディア領域拡大に大きく貢献した。
その後ギガスの研究・解析はさらに進められ、
フォトン兵器やエナジーアーマーの使用、
帝国で開発されたZectジェネレーターによりフォースアーマーの再現にも成功する。
ダウングレードや簡易化によってある程度の量産化には至れたもの、
やはり生産コストが高いため、帝国の潤沢な資源化以外では量産が困難である。
オリジナルモデルフレーム(OMフレーム)
Z .C.0965、ガルド人の反乱において開発された完全な新規造形のビルドフレーム。
当時、GSフレームのような出力やフォトンアーマーの使用はできないものの、
アクトジェネレーターでも十分な動作性を確保し、鎮圧部隊を撃退することに成功する。
その技術は同盟国にも伝えられ量産化、
大戦中に各地で多くのOMフレームが開発され戦地で活躍した。
停戦期の研究開発によりACTジェネレーターの高出力化とエナジーアーマーの再現に成功。
高出力フォトン兵器の利用やビルドモービル・ビルドアームズへの変形機構を持つ
トランスフォームフレーム(TFフレーム)など、国家それぞれの独自性で開発が続いている。
ビルドテックの課題
一部でフォトンの「フォース」利用が可能になったとはいえ、
Z.C.0995における基本的なエネルギー利用や技術レベルは「エナジー」の段階であり、
様々な場面で開発・再現性の限界が生じている。
更なるビルドテックの発展には、新たなる資源の発見・発掘や
革新的な技術・理論の提唱が求められている。
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