生物名:KARU.LA.KAL カル・ラ・カル
分類:フォトンビースト 原生種
生息:アングリア峡谷
能力:<エナジーフィールド><フォトンクロー>
神器:【ホムラマ】
山猫の娘
アングリア峡谷の山中、狩人は息を潜め
静まり返った空気を引き裂くように交差する二つの影を見つめていた。
一つはその巨体を活かし、長い尾を叩きつけて攻撃する黒い大蛇のフォトンビースト。
もう一つは、しなやかな体躯と俊敏な動きで攻撃を交わす山猫のフォトンビーストと
その背に乗る少女の姿だった。
「ナトゥル族」
連合領地よりもさらに南にある手付かずの大地に住み、フォトンビーストと共生する原住民。
なぜ、こんな辺境の地に彼女はいるのか?
狩人の思考を遮るように、
山猫が背負う赤い輪から火の玉が放たれ、大蛇に致命的な一撃を与えた。
踵を返し、その場を後にする大蛇。
彼女はただその姿を見つめ、そっと相棒の背を撫でるのだった。
フォトンビースト
原初の時代よりソディアに存在した原生生物。
体組織がフォトンマテリアルで構成されており、通常の生物と同様に自らの意思で行動する。
マテリアルプラントに生成されるマテリアルキューブより生まれることが確認されており、
プラントごとの種類や特徴を有していることが多い。
分類として最も種類と分布が多く、生態系を形成する「原生種」
生態系に含まれない特殊個体「幻獣種」
他に類を見ない能力や力を有し、信仰の対象にもなる「神域種」などが存在する。
また発掘現場や遺跡から、一時地上を支配したとも言われる「暴竜種」や
巨神戦争期に存在したと言われる「メガロ種」なども存在していたと確認されており、
伝承のみでその存在が実証されていない種も多く、更に詳しい調査が求められている。
ナトゥル族
ソレイリス大陸の南方、未だ手付かずにされている保護区域に住むと言われる原住民族。
彼らは人類の脅威とされていたフォトンビーストと共生しており
一時は表向きに人類と敵対していた時代もあったという。
ゼルディアの領土開拓最盛期には
南方にてフォトンビーストと共に激しい戦闘を行っていたものの劣勢に陥り
大陸大戦中期に帝国と反抗するガディア共和国と共闘。
ナトゥル王国として認められ、GNA連合として共に帝国と戦った。
停戦後はナトゥル族内の部族単位での協力体制を残し、中立的立場に戻るとして連合を脱退。
オリビス事変後もその態度は変わらないものの、
フォトンビーストの異常な活性化や凶暴化を感知し、独自に行動している。
ナトゥル族の身体的特徴として、体のどこかにフォトンクリスタルが露出しており
身体機能や生命力が高く、長時間の地下滞在でも忘却病にならない。
また信仰するフォトンビースト「ガト」の特徴が身体に現れる傾向があり、
部族それぞれに獣耳や尻尾、角や鱗などの部位を持っている。
フォトンエナジーフィールド(PEフィールド)
フォトンビーストが有しているフォトン能力の一つ。
フォトンの防御壁を形成し、物理・エネルギー攻撃を無力化する。
ギガスのPFアーマーと同様の能力のように思われるが、特徴としてフォトンビーストによりフィールドの拡大や、一方向に収束して攻撃に転じるなど、個体により使用方法が様々であることが挙げられる。
神器「ホムラマ」
「神器ーしんきー」はナトゥル族に伝わる神の力を授かる器・武器のことで、
ナトゥルの神「ガト」との契りを交わした人、フォトンビーストのみが扱える。
「ホムラマ」はカウニャ族に伝わる神器で、火を自在に操ることができる。
ビルドメモ
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